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安曇野ワークキャンプレポート@中田家

 2009-09-28
安曇野ワークキャンプ
2009年9月21日(月) フィールドワーク@中田家
文責:矢野淑恵(やのっち)

安曇野ワークキャンプ二日目。
この日は、6つのフィールドに分かれて、
それぞれで農家さんや農的暮らしをしている地元の方々と農作業+農的暮らし体験。
私たちのグループ(あーにゃ、きよちゃん、やのっち)は、生粋の地元人である、
中田信一郎(りんご農家)さんにお世話になりました。

0909100080.jpg

信一郎さんは、地元の方から親しみをこめて『シンちゃん』と呼ばれます。
それは、信一郎さんがとても素朴で優しくて、人をほっとさせる力を持つ方であり、
そして同時に、心には熱い思いを持つ(芯が強い)人だからだと思います。
私たちメンバーも初めは「中田さん」でしたが、半日経った時には、
「シンちゃんさんorシンさん」といつの間にか呼んでいました。
言葉ではなく、オーラ(柔らかい空気)で、またさり気ない優しさで、
私たちに接して頂いたからだと思います。

そんなシンちゃんさんと私たちは、りんご園で待ち合わせることに。
朝9:00に望さん(増田望三郎さん・地球宿)の車で到着した場所は・・・・・、

りんごりんごりんご・・・!!!(なんだ、この木の形は~~~!!!)

本当にりんごがあふれるところでした。
目の前には緑豊かな山が、
頭上には秋晴れの気持ちよい青空が、
そして後ろには、まだちょっと旬には早いけどおいしそうなりんごが生っている木々が、
広がっていました。

scene.jpg


シンちゃんさんのお母さんがこんなことを言っていました。
「1年に4~5日、本当にキレイって日があるんだよ」っと。
私の感想で恐縮なのですが、私は今日がその美しい・キレイな1日だったんではないかと思います
他の日を2~3日しかしらないのですが、それくらい、気持ちの良い日でした。

午前中は、シンちゃんさんの自前畑で、
大根の間引き、葱の土寄せ、エゴマの収穫を行いました。
大根の間引きは、スイスイっと作業が進み、
横に生えていた、カラコショウ、ゴーヤ、ナスに一目ぼれ☆
そんな私たちの目線をキャッチしたのか、
「これもう食べきれないから、採ってもらえると嬉しいんだけど」と声をかけてくれる、シンちゃんさん。
そのお言葉に甘えて、次々と収穫をしては写真を撮り、
また収穫をしては食べ…と、思う存分、「そこにあるものを食べる」ことを楽しんだのでした。

vegetable.jpg


気を引き締めて、次は葱の土寄せ。
これは、汗をかく作業でした。
立派に育っている葱の白い部分を収穫まで保存するため、
どんどん伸びていくネギに周りから土を盛ります。

ひとり1列担当で、よーいドン。
シンちゃんさんは私たちの倍の速さで、そしてキレイに土を寄せていきます。
私たちは、キレイさがない。
変な所に力が入っているというか、ぎこちないというか。。

shinchan.jpg


普段は、この作業をひとりでされているというシンちゃんさん。
「2列寄せたら、いやになるんですよ」
1列でも、ハーハー言っている私たち。
農作業の地道さと、単純作業の積み重ねで私たちが口にする作物ができていることを実感しました。

ここで、早速10時の休憩。
地元の写真好きなカタギリ先生とお母さんも合流し、
冷たいお茶と自家製プルーンをいただきました☆
周りにはこれまたおいしそうな、栗が!!
ということで、栗拾いの始まり、始まり~~~。
実がパンパンにつまった栗を見つけては、興奮し、
また木にまだ実っている栗に石を投げて落としては、興奮し。
「栗でこんなにも喜んでもらえるとは思わなかった」
普段からそこにあるものをとって食べることが、自然であるシンちゃんさんにとっては、
栗でここまで興奮できる私たちが、不思議に、また面白く映ったのかもしれません。
  
break_time.jpg
 
kuri.jpg


最後は、エゴマの収穫。
今年初めてエゴマを畑に植えたそうです。
もともとここ安曇野では、エゴマを育てる習慣はなかったようですが、
シンちゃんさんの仲間であり、今回別の受入農家さんである津村さんから勧められたそうです。
植えたはよいものの、エゴマに手をかける余裕がなかったようで、
「かわいそうなことをしてしまった」と頻りに話す、シンちゃんさん。
「来年はもうちょっと手をかけなくちゃな」
作物への愛情を垣間見たのでした。

egoma.jpg


さて作業も順調に進み、お昼まで時間があった私たちは、「水源」を見にいくことに。
シンちゃんさんが住む三郷小倉地区の15~16世帯が共同で管理をしている、水源。
おじいさんの代から、この水を生活の一部として使っています。

water_shin.jpg

この水。
消毒など一切していません。
湧いている水をろ過しているだけの、天然水。
飲ませていただきましたが、カルキの味も、臭みも何もない!!
素のまんま、の味がしました。

今回、なぜ水源を私たちに見せようと思ったのですか?と聞くと、
「いやー、苦肉の策なんだよね。ぶっちゃけ、畑での作業が早く終わってしまい、
りんご園での作業もないし、どうしようかと思って。
今回の企画テーマが、農的生活だったから、
自分にとって、水って生活の中でとても大切なものだから、
今回の趣旨に合うかと思って。」

苦肉の策とご自身ではおっしゃっていましたが、
今回の企画テーマである
「農業の現場を体験し、食べ物を生産する農業者のナマの思いに触れること」ができたと思います。

水って生活に欠かせないものなんです。
私たちの身体の大半も水でできているように、
作物も水がなくては育たない。
そしてその水を生む、山がなければ育たない。
そして、その「水」によって(地域の人たちがお金を出し合い、共同で管理するため)、
地域が繋がり、豊かになる。
「水」からシンちゃんさんの生活が垣間見られたし、思いをしることができました。

water_kiyo.jpg


お昼は、お母さん手作り。
甘納豆のご飯、大根の間引き汁、サンマの甘煮、ウリの漬物…などなど。
お母さんの愛情が詰まったご飯は、どれもとてもおいしかったです。
おばあちゃんからも、枝豆を頂きました。
(あーにゃはウリの漬物に惚れ、お母さんから作り方を教えてもらっていました。そして帰りにウリも頂いていましたw。)

lunch.jpg


午後。午前中のエゴマ作業を片付け、
今日の夜に食べるりんごをいくつか確保する必要があったので、
様々な種類のりんご園を見に行くことに。

すでに収穫時期が過ぎてしまった、津軽りんご。
その横を車で通ると、な、なんと、3つだけ残っているではありませんか!
私たちのために残っていてくれたりんごたち(勝手な思い込みw)。
それでも、運命を感じましたね。
磨けば磨くほどぴっかぴかになるりんごたち。
シンちゃんさん、そしてお母さんが手塩にかけて育て、
気持ちがいっぱいに詰まったりんご。
りんごひとつの、おもみを感じました。

apple.jpg


実は今、りんご農家さんにとってはオフの時期みたいで、
りんごに関わる作業は草とりをちょこっとやらせて頂いただけなのですが、
りんごについて語るシンちゃんさんのお話がとても興味深かったです。

紹介文で、望さんがこんなことを書いています。
http://azuminoworkcamp.blog38.fc2.com/blog-entry-30.html

「小さい時から、自分が大きくなって仕事をするとしたら、りんご農家しかなかった。」
「りんご農家になることは当然のこととして、いつも自分の頭の中にあった。」

シンちゃんが育った原風景が、そのまま彼の天職となったのだ。


たった1日しか一緒に作業をしていませんが、
本当に、りんご農家になることが、安曇野の三郷小倉地区で家族と一緒に生活していくことが、
そして「仲間」の人たちと刺激し合いながら生きていくことが、
自然だったんだなぁ、と感じました。
特に、シンちゃんさんは仲間をとても大切にされていて、
私たちにも仲間がしている活動を見せたい!ということで、
竹内家(シンちゃんさんのお隣)と大浜家に連れて行ってくれました。
仲間って本当に、素敵ですね☆

apple_field.jpg
   

今回は、私たち3人の受け入れをありがとうございました☆
次は、手が足りない時に、足手まといにならない程度に、
葉取りや玉回し、収穫のお手伝いをさせていただきたいと思います。

family_picture.jpg

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コメント
やのっち、素晴らしいレポートありがとう!
やのっちレポのお陰で、まざまざと体験が甦りました(●^o^●)。

本当に、五感フルに農を感じた、いちにちでしたね(信ちゃんの熱い想いや、仲間への感謝が伝わってきたから、六感も^^)。
 晴れて美しい日にりんごの樹々や、畑の作物を見、農器具も見せてもらって、
 エゴマのすがすがしく良い香りや、りんごの香りを嗅ぎ、
 信ちゃんさんや片桐先生や、信ちゃんのお母さん&おばあちゃんのお話を聴き、
 栗拾ってその場で生でかじってみたり、カラトウガラシを恐る恐るかじったり、裏山のお水を飲んだり。甘いお水だった~。
お母さんの愛情こもった、おいしいお料理を頂いたり。お庭を見ながら皆で外の食卓を囲み、頂くのは格別だね。
 そして磨いたらツヤツヤ、まさに宝物のりんごの実の感触が、とっっても愛おしかったです。
草取りでは、りんごの樹の周りにしぶとく根をはる草を皆で取ったね。
それでも信ちゃんのお母さんがほぼ綺麗にしてあったから、私達のお手伝いスペースは狭くて(あんなに広大な敷地なのに!)、お母さんに尊敬の念を抱きました。
また、お家にお邪魔した私達にお気遣い下さったおばあちゃんも、とっても笑顔のス
【2009/09/29 14:40】 | アーニャ #- | [edit]

で切れちゃった(笑)
信ちゃんのおばあちゃん、失礼しました
前コメントの続きです^^


信ちゃんのおばあちゃんも
笑顔のステキな、可愛らしい美人さんで、
おばあちゃんを見て、'実る程頭を垂れる稲穂かな'と感じ入りました^^*。
包み込むような優しさの、中田さんご一家なのでした。 お食事やお茶の時間がとっても楽しく、色々お話を聴け嬉しかったです。
良い体験をさせていただき、本当にありがとうございました!温かな気持ちになりました。

きよちゃん&やのっちもどうもありがとう!
2人と一緒だったお陰で、ずっと笑って、自然に過ごせました☆
またお手伝いに行くの、楽しみだね(●^^●)。
このワークキャンプで繋げてもらって有難いなあ。感謝感謝です。

愛情いっぱいの中田さんりんご農園、
他のグループだった方にも、今後是非とも体感してほしいです♪

アーニャ
【2009/09/29 15:02】 | アーニャ #- | [edit]
皆さん、こんにちは。

やのっちのレポート、まだ先週の事なのにとっても懐かしく楽しく読ませていただきました。読んでいたら、あ~こちらにも行きたかった~と、欲張りなことを思いました。そして、やはり何より素晴らしい風景と、暖かい皆さんの笑顔を思い出して嬉しくなりました♡♡♡

今日は会社の一角に勝手に植えた大根が、超劣悪な環境にも関わらず芽吹いてきたので間引きをしていただこうと思います。ちょこっとですけどね(笑)

他の方のレポートも楽しみにしております♪
【2009/09/29 15:23】 | かわい母 #- | [edit]
あーにゃ、かわいお母さん!
コメントありがとうございます☆
とってもうれし~~~~。

もう忘れないうちに書いてしまおうと思い、
連休最終日に書き、
しんちゃんさんに速達で手紙を出し(メールをしてないので)、
チェックを受け更新!みたいな感じだったので、
今読み返すと抜けている部分もあるなーって思います。
でもフレッシュな思いが大切ですよね。

是非とも一緒にまた安曇野へ帰りましょう♪
11月の3連休にやのっち&きよちゃん&まぁ坊は戻る予定です。
また会えるのを楽しみにしていまーす。
【2009/10/11 15:15】 | やのっち #IDt9Hep. | [edit]












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